« 2010年03月 | メイン | 2010年05月 »

2010年04月 アーカイブ

たのしいところ その2

博物館の建物は、もともと16~17世紀にパッシー修道院のワイン貯蔵庫として使用されていた場所でした。

トンネル状の通路につくられた展示室ではワインに関するジオラマを中心に、合計34の展示が行われていました。

かつてワイン貯蔵庫であったというだけあって、室内はまるで迷路のような洞窟という感じ^^

まず、ギリシャ時代のワイン運搬、保管用の土器瓶であるアンフォラが並べられています。(写真右)

an.jpeg

この土器は考古学系の博物館ではよく見かけるもの。

細く長い胴の両側に把手が付いていますが、底が尖っているため安定に欠けます。

そのため使う時は土に差し込んで安定させたと考えられています。

とくに地中海の海申からは多くのアンフォラが引き揚げられています。

たのしいところ その3

wine02.jpg


ここには次に、鋤や鍬といった農具類が見られます。

これらはいずれも長い時代使い込まれた痕跡を残しているものばかりで、葡萄畑の耕作に用いられてきたものでしょう。

またワインの樽を作り出すものとしては、板を削るかんなやのみ、大小の鋸などの道具類の実物が展示されています。

樽つくりの様子を人形で再現したジオラマも^^

№19~24の展示コーナーでは、19世紀のワインとブランデーの瓶やワイングラスがいろいろ集められています。

今でこそワインのグラスは透明ですが、当時のものはガラスに混じり物があったせいか、ほとんど透き通ったものはありませんでした。

ワインを楽しんで飲むための道具とともに、1855年当時のワインバーの様子が実物大の人形を使って復元されています。

№25展示では、ワイン産地として知られるボルドーで19世紀に、またブルゴーニュで18世紀に使用されていた陶磁器のピッチャーを見ることができます。

№29展示では、1802年にE・トマソンによって考案されたコルク抜きや、1875年にアメリカで用いられていた栓抜きなどのコレクションが展示されています。

About

2010年04月にブログ「のみものだもの」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年03月です。

次のアーカイブは2010年05月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り