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2010年05月 アーカイブ

たのしいところ その4

ところで19世紀の半ば、ワイン・ミュージアムの展示室はエッフェル塔のレストランのワイン貯蔵庫として利用されていたそうです。

また展示品には、1889年に行なわれた万国博覧会を記念して、エッフェル塔の形をしたワインの瓶や、グラスの表面に塔が刻まれたワイン・グラスが作られました。

ミュージアム・ショップを訪ねました。

ショップといっても特別にスベースが確保されているわけではなく、通路の一方に申し訳程度に作られていました^^

そこではフランス各地で作られたワインが販売されています。

ワインの専門博物館というだけあって、ワインに関する書籍、ユニークな形のワイン・オープナーなどが販
売されていました。

最後にランチを予約したレストランに向かいました。

博物館の中にある施設ですので、やはり洞窟のイメージ。

wine.jpg

壁画にはワインづくりの様子や修道院の様子が描かれています。

食事とともに各種のワインを試飲させてもらいました。

出された料理はもちろんのこと、どのワインがおいしかったのかすべて忘れました・・・。

ただ、この博物館を出るときにはかなり酩酊していたように記憶しています^^

木材からどうやって繊維を取出すか

植物から繊維を取出すことを、パルピングといいます。

和紙では、樹の皮の内側の靱皮(白皮)が使われます。

比較的に繊維を取出しやすい桑科の楮(こうぞ)、ジンチョウゲ科の雁皮(がんぴ)、三極(みつまた)の靱皮が使われました。

木の灰に水を加え、上澄み溶液が灰汁(あく)で、昔から、製紙原料の靱皮を煮て不要なものを溶かし去るのに使われました。

主成分は炭酸カリウム。

現在は炭酸ナトリウム(ソーダ灰)が使われています。

洋紙は、木材の繊維が使われます。

木材から繊維を取出すのは靱皮ほど簡単ではありません。

木材の主成分はセルロース、ヘミセルロースとリグニンで、他に少量の樹脂、油脂・灰分などが含まれています。

木材は細胞からなり、この細胞の大部分が繊維をなし、細胞膜はセルロースとヘミセルロースでできています。

リグニンは細胞膜の接着剤の役目をしています。

このリグニンを溶かし出して、木材から繊維を取出す薬品はいろいろと発明されましたが、現在最も多く使われているのは、薬品(蒸解液)に硫化ナトリウムと水酸化ナトリウムの混合物を使うクラフト法です。

この方法がドイツのダールによって発明されて、100年以上になります。

とてもすばらしい、すぐれた発明です。

これは木材の種類を問わず何でも煮ることができます。

また、繊維の傷め方が少ないので、強い紙を作ることができるのです。

また、木材を煮た廃液(蒸解廃液)は濃縮し、燃料として燃やすので、エネルギーの節減になります。

燃やした灰は水と混ぜ、石灰を加えて苛性化して、蒸解液として再利用するなど利点が多い方法です。

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