サイジング

植物繊維は親水性です。

そのために、紙は水を吸いやすいのです。

また、紙の表面や内部には細かい孔や隙間がたくさん存在します。

吸取り紙やティッシュペーパーが水を良く吸うのは、繊維が親水性なのと毛管現象があいまっているためなのです。

なので、水性のインキで書くと滲んでしまう滲み止め処理がサイジングです。

ヨーロッパでは昔、にかわの溶液に紙を浸してから取出し、乾燥させて、サイジングを行いました。

これをタフサイズとよんでいます。

日本でも和紙は水性の絵具や墨が滲むので、にかわと明馨(みょうばん)を混ぜた液を塗って滲み止めを行っています。

これがドウサ引きという日本画の画法です。


これもサイジングの一種なのです。

seni.jpg

« 紙すき機械(抄氏機)の発明とその歴史 2 | メイン | サイジング 2 »

About

ひとつ前の投稿は「紙すき機械(抄氏機)の発明とその歴史 2」です。

次の投稿は「サイジング 2」です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り