サイジング 2
印刷・筆記用紙はサイジングしてあります。
これは紙をすくとき、叩解したパルプの懸濁液(原質とか調整原料とよんでいます〉にサイズ剤を加えているのです。
サイズ剤の代表がロジン。
ロジンは水に溶けないので、アルカリで溶かして加えます。
繊維にロジンを定着させないと滲み止め効果がでないので、硫酸アルミニウム(略してバンドとよんでいます)を加えます。
これによって繊維の表面にロジンの疎水性の被膜ができるので、滲みが防止されるというわけです。
この方法は、内部サイジングとよばれています。
1807年にドイツのイリッヒによって発明されました。
抄紙機の発明と同じころですね。
イリッヒの発明したロジンサイズはまたたくまにヨーロッパで広く使われていきました。
ここで使われる硫酸アルミニウムは、水に溶けて酸性を示します。
また、すき上げた紙も酸性を示すのです。
