ザ・スーパースター

「両者は、互いのために生まれ、互いに利用しあったのだ。


ケネディが大統領になったため、テレビを持ち、番組を見ることが政治的に必須な行為となった。


政治の力点は、もろもろの権力機構から大統領府へと移り、テレビは権力の中枢へ根をおろす。


テレビの登場は時代の趨勢ではあったが、ケネディの持つ鋭い政治感覚、類のない自信、抜群の容姿などに刺激され、この傾向は加速される・・・」


・・・大統領になるために、ケネディには乗り越えねばならない3つの弱点がありました。


第一は若さでした。


上院には、民主党の政治的キャリアゆたかで野心を持つ鉾々たる連中アドレイ・スティーブンソン、ヒューバート・ハンブリー、スチュアート・サイミントン、リンドン・ジョンソンこれに前大統領のトルーマンも加わって、ケネディの大統領候補への道をはばんでいました。


第二にケネディには、アイルランド系カトリック教徒という、決定的なハンディキャップがありました。

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